商品を購入する時は”安い”に越したことはありません。これは事実です。ただ「高いか?・安いか?」だけで導入の意思決定をするのは非常に危険です。中身をきちんと見て「いいか?・悪いか?」で判断するようにしましょう。
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”なんとなく”のセキュリティ対策
多くの小規模企業の経営者はUTMの中身については分からず、なんとなくセキュリティ対策だという認識を持っているようです。
そして、リース契約をしておしまい。
取引のピークは契約時になり、その後の管理・運用については全く興味なし。
このパターンがほとんどで、UTM導入は、対外的に「セキュリティ対策をきちんとやっています」というアピールに過ぎなかったり、”なんとなくセキュリティ対策が必要だから”という理由で導入しています。
そして、そういう企業の多くは、導入時には価格が「高いか?・安いか?」で判断しています。
月々、〇〇円なら払える、払ってもいい、で判断してしまうのです。
価格ありきの提案をする営業マン
残念なことに、営業マンの中にもそのような提案をしている人が多いと聞きます。
導入後にレポートやログなどをチェックして、実際どのようなウイルスが検知され、ブロックされているのかについては気にしないですし、興味がないのです。
導入後、セキュリティの管理画面を開く人はどれくらいいるのでしょうか。恐らく、ほとんどいないのではないでしょうか。
それほまるで導入することが目的になっていて、管理運用については興味がないといっているようなものです。
価格で物事を判断すると、肝心の中身についての検証が疎かになり、あまり意味のないものになってしまっています。
本当の意味での安心を提供
このような導入の仕方、運用の仕方は非常に危険な考え方であり、この記事の読者の皆様にはそうあってほしくはありません。
UTMは価格で買うのではなく、機能や性能、導入後の運用も含めて、私たちは提案していきます。実際に、ウイルスの活動状況や検知・ブロックした履歴をチェックしていただくことで、別の対策を講じるためのヒントにもなります。
そうすることで、ユーザの皆さまには本当の意味での”安心”を提供できるものだと思っています。